家電屋の店員

『読売』に、


ヤマダ電機、メーカー派遣者に指示…職安法に抵触

1月23日3時13分配信 読売新聞

 家電量販店最大手「ヤマダ電機」(本社・前橋市)の大阪市内の大型店舗で、同社員が雇用関係のない家電メーカー販売員に対して、職業安定法で禁じられた業務の指示・命令を行っていたことが、関係者の証言でわかった。

 メーカー側が人件費を負担し、自社製品の販売促進名目で量販店に常駐させる「ヘルパー」と呼ばれる販売員で、本来、店側から販売方法や勤務時間などを指示・命令できない。

 しかし、この店では、指示に従うことを文書で誓約させていた。雇用関係をあいまいにさせる行為で、労務管理上の問題があるとして、大阪労働局は同法に基づき、近く同店を立ち入り調査する。

 関係者によると、職安法違反の疑いがあるのは、昨年3月オープンした大阪市浪速区の大型店「LABI1(ラビワン)なんば」。



最終更新:1月23日3時13分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000201-yom-soci

そういえば、これを書いているPCは「ヤマダ電機」で買ったものだったんだ。それはどうでもいいけれど、「本来、店側から販売方法や勤務時間などを指示・命令できない」ような〈店員〉?を店内に放し飼いにしているのも、店側にとってもどうよということにならないのか。それとも、給料を自分のところで出しているのではないから、まあいいということか。
先日、近所に米国の家電量販店Best Buy(百思賣)の中国第1号店というのが開店した。そのエスカレーターの脇には、この店の店員はBest Buyの従業員であり、メーカーからは如何なるコミッションも受け取っていないので、客観的・公正的に商品を紹介することができるという意味の文言が英語と中国語で掲げてあった。ということは、上の記事にあるようなことはかなり普遍的に行われているわけですね。それをしていないと宣言することが他店との差別化になるわけだから。