『岩手日報』の記事;
「ホステスのアルバイトのチラシを作り、自身の研究室前に設置」というまでのコミットメントの理由は何だったのかというのがひとつ。この先生が自らPCやらプリンターやらを使って「チラシを作」ったんですよね。
岩手大教授を書類送検へ 盛岡・留学生不法雇用で
盛岡市八幡町の無許可スナックで女性外国人留学生をホステスとして働かせたとして同市の男性経営者(59)が罰金80万円の略式命令を受けた事件で、県警が週明けにも留学生に在留資格外の仕事をあっせんしたとして、岩手大の50代男性教授を入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで盛岡地検に書類送検する方針を固め、同大が男性教授の処分を検討していることが24日までに、捜査、大学関係者への取材で分かった。
捜査、大学関係者らによると、男性教授はホステスのアルバイトのチラシを作り、自身の研究室前に設置。留学生を募りスナック側に紹介したという。入管難民法は、留学生が風俗営業を行う場所で働くことを禁じている。
同大によると、留学生はオリエンテーションなどで、風俗店でのアルバイトの禁止を指導されていたため、仕事の内容や時間帯について働くことが可能か男性教授に確認していたという。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130825_2
故梶田孝道氏は「外国人」「ホステス」について、日本人がやろうとしないので外国人を雇うという消極的雇用とポストモダンでマルティカルチュラルな雰囲気をつくって他からの差異化を図るための積極的雇用という区別を、20年近く前にしていた(『外国人労働者と日本』)*1。この「盛岡市八幡町の無許可スナック」はどっちだったのだろうか。
- 作者: 梶田孝道
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