始まりの一歩か、終わりの一歩か

早速、反応(反論)が出ている。;


http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061115/p1
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20061115/1163598932
http://d.hatena.ne.jp/vox_populi/20061115/p1


否という人々。その否をここでも微力ながら反復したい;


     否 No!



教育基本法改正案、衆院特別委で可決

 政府・与党が今国会の最重要法案と位置づける教育基本法改正案は15日の衆院教育基本法特別委員会で、自民、公明の与党などの賛成多数で可決された。

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は採決に反対し、特別委を欠席した。

 与党は16日午後の衆院本会議で改正案を可決し、参院に送付する予定で、あくまで今国会での成立を図る方針だ。野党側は、激しく反発し、衆参両院での審議を全面的に拒否することを確認した。

 特別委は15日午前の中央公聴会の後、午後1時から安倍首相が出席して締めくくり総括質疑を開催。野党側は「採決が前提の質疑には応じられない」として午後の審議を欠席した。与党側は出席を呼びかけたが、野党側が応じなかったたため、午後5時すぎ、与党と無所属議員だけで採決に踏み切った。
(読売新聞) - 11月15日22時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000011-yom-pol

保坂展人氏の国会レポート;


教育基本法、与党単独採決を強行(訂正あり)

教育基本法 / 2006年11月15日

ついに、教育基本法案を与党が単独採決強行した。ここに怒りをもって抗議したい。私たち野党4党が「質疑終局」「討論・採決」の強引な与党側の提案を蹴って理事会を退席する中、与党の自民・公明のみでの採決である。いじめ自殺が相次ぎ、文部科学大臣に対して10数人の子どもたちから「自殺予告」の手紙が届き、単位未履修問題では2人の校長が自殺して、義務教育段階での未履修問題も発覚。さらにタウンミーティングは「教育基本法改正賛成」の発言を仕込んだだけでなく、会場から手を挙げて意見を言う「その他の協力者」に02年以降、25回65人に及んでいることを塩崎官房長官が明らかにする始末。加えて、国民新党糸川正晃議員に対して、「自民党入党をチラつかせながら、教育基本法案に賛成するように働きかけを受けた」という信じられない事態も生じた。行政府の認証官である副大臣が、法案の採決に反対し、質疑を続行すべしという議員に対して働きかけるということ事態がルール違反だ。こうして、「ガスが充満し、汚れた泡がわきたっているような事態」に苛立って、与党は野党欠席のままの採決を強行した。

今日まで総力戦で教育基本法特別委員会の審議にあたった。民主党国民新党は「教育基本法改正」という立場で、社民党共産党は「反対」という立場で、相当に意見のひらきがある野党4党が一致して「採決日程」を認めず、審議続行を要求した。明日からは、終盤国会に向けて一切の審議に応じないということを決めている。与党は、沖縄知事選挙の結果を待って、週明けの衆議院本会議で採決する予定だというから、→この部分訂正=明日16日午後1時からの衆議院本会議を与党単独で開催して採決をすることがほぼ確実だ。(午後9時・それ以前の情報を掲載してしまった。訂正終わり)野党が結束して安倍内閣と厳しく対決していく持久戦に入る。与党としても、参議院で審議入りするためには、大きなハードルを築く結果となった。
「準憲法」の教育基本法改悪を阻止するために、がっくりすることなく元気を出して、参議院野党と衆議院野党が結束して行動するように激励を続けてほしい。審議拒否批判などで、ボロボロ崩れることのないようここは腹を決めて闘おう。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/0d4994af76f40b184c8d7fbaf26210bd


教育基本法、明日(16日)衆議院本会議・与党単独採決へ

教育基本法 / 2006年11月15日

連日の質問準備で疲れているせいか、本会議採決は来週という誤情報を掲載してしまった。委員会採決前の夕方の段階で、そういう話もあったが、日森文尋議員に確認をしたところ、河野衆議院議長が明日の本会議を開催することを明言し、野党側に出席を促したという。本会議終了直後、野党4党は抗議集会を衆議院講堂で開催する予定。(ここは議員会館と違って、市民の参加は難しい)

議員会館を出ると土砂降りの雨。そして、8時14分に起きた地震で、今はテレビで北海道で津波のおそれがありとのニュースが流れている。津波の被害が起こらないことを祈りたい。実際、今日の委員会採決を与党側は来週に見送ることを検討していた。どうしても、採決せよとこだわったのは安倍総理・官邸だったという。私たちは、この瞬間にかれらが「防衛省昇格法案」「共謀罪」も沖縄県知事選挙後に力づくで行おうと虎視眈々と狙っていることに十分警戒しながら、備えを怠らないようにしていきたい。危険な政権は、その正体を見せ始めている。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/c8890cbbd04360d277a294f6e105e8a9