文部科学省の英文表記を巡って猿虎さん*1。
ところで、日本では省のトップを大臣と呼ぶ。大臣とは大いなる臣であり、日本の政体が君主制であることを示している。前々から問題だと思っていたのは、海外の共和制の国のministerを大臣と訳すこと。しかし、なかなかいい訳語は見つからない。中国や韓国では「部長」だけれど、日本語の文脈ではあまりエラそうな感じはしない。ministerという言葉は辞書で見る限り、基督教の匂いぷんぷんではある。
それで、ministerの訳語だけれど、伝統文化を尊ぶ立場からすれば、奉行がいいね。省も奉行所と改名して。序でに、警官は同心、自衛隊員は足軽と改名する。勿論、公務員の給料は石高制なので、お米にて支給。そうすると、民間でも、丁稚、手代、番頭にしなければならないか。