Arendt The Promise of Politics

3月23日午前中、新宿(とはいっても、行政上は渋谷区千駄ヶ谷なのだが)の時代広場へ。先ずは東急ハンズで妻へのちょっとした実用品のギフトを買い、それから紀伊國屋へ。今日は本を買うつもりはなかったのだけれど、洋書売場へ行ったら、


  Hannah Arendt The Promise of Politics(Edited and with an intoduction by Jerome Kohn) Schocken Books, 2005


が出ていたので、買ってしまう。『全体主義の起源』と『人間の条件』を繋ぐ1950年代のテクスト群。内容は、


Introduction by Jerome Kohn


Socrates
The Tradition of Political Thought
Montesquieu's Revision of the Tradition
From Hegel to Marx
The End of Tradition
Introduction into Politics
Epirogue

"Socrates"は既にSocial Research57-1に掲載されている"Philosophy and Politics"の別ヴァージョン。" Introduction into Politics "はUrsula Ludzによって刊行された独逸語テクストWas ist Politik?の英語版。英語版の公刊はこれが初めて。既に岩波から日本語訳が出ている。
因みに、紀伊國屋、しばらく来ない内に売場のレイアウトが全く変わっている。そのため、方向感覚が狂ってしまう。
昼は、時代広場の「アルファカーメル」で軽くサンドウィッチ。