怪我17人

 承前*1 
 張凌「春節七天全市発生火災187起」(『東方早報』2006年2月6日)によると、春節期間中に上海では187件の火災が起こったが、爆竹&花火に因るものはなかったという。また、李穎「一夜接診烟花爆竹傷者17人」(『東方早報』2006年2月6日)によると、元旦から初四までの間の「烟花爆竹」に因る火傷の急患は28人で、大晦日(大年夜)は17人。
 南京の話ではあるが、春節期間中に、爆竹の騒音が原因でペット病院に担ぎ込まれた犬は10数匹。ある例だと、爆竹の音に驚き、突然狂ったように室内を跳んだりはねたりしながら駆け回り始め、最後はテーブルから落下して、骨折(新華社「爆竹声響嚇得愛犬住院」『新民晩報』2006年2月6日)。そりゃ、犬の聴覚は敏感ですからね。また、遼寧省丹東市では、猪(野猪)を追い払うのに、爆竹を使用したと(新華社「鞭炮斉鳴轟〓*2野猪出山」『新民晩報』2006年2月6日)。日本でも大音響で動物を追い払うというのはよくやられているけれど、こうした条件付けの効力は案外短いのでは?

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060206/1139248393

*2:nian3。てへん+輦。GB3676。