連霧

 1月31日のことだったか、近くの市場で見慣れぬ果物を見つけた。「連霧」。台湾で穫れたものだという*1。1個2元なり。食べてみると、先ず何よりも水っぽい。そして、しばらくして微かな甘味。淡泊な味ということだと、同じ熱帯系のスター・フルーツに似ているな。『新民晩報』のウェブ*2によれば、学名はSyzygnium Samarangense Merret et Perry、俗に「洋蒲桃」、「爪哇蒲桃」ともいい、広東人は「作棉花果」ともいう。原産は、マレイシア或いはインドネシア、台湾へは17世紀に和蘭人が伝えたものなり。
 市場の人によれば、咳止めに効くというが、その数日後、風邪を引いた。咳はそれほどひどくはないが。
 因みに、同時に買った番木瓜(パパイヤ)はめっちゃ美味かった。