The Lure of China

The Lure of China: Writers from Marco Polo to J. G. Ballard

The Lure of China: Writers from Marco Polo to J. G. Ballard

Frances Wood The Lure of China: Writers from Marco Polo to J. G. Ballard 三聯書店(香港)(Joint Publishing[H.K.]), 2009


某洋書屋で見つけたので買う。そういえば、Frances Woodの講演に朝寝坊のため行けなかったということがあった*1。彼女はBritish Libraryの中国部門のキューレーター。また、J. G. Ballardについては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060916/1158392738も。

妻が日本へのお土産を探してこいというので、先ずSimply Lifeへ行って、金山農民画のコースターとかを買う。それから、中国の絵本だったら中国語がわからない人でも楽しめるんじゃないかと思い、最近愚園路にオープンした(日本のポプラ社が運営する)「蒲蒲蘭絵本館」*2へ行く。しかし、そこにある絵本の殆どが翻訳物で、五味太郎とか佐野洋子などの本が中国で出ているのはわかったが、中国オリジナルのものはなかなか見つからない。やっと、周翔『荷花鎮的早市』と張玲玲(文)、劉宗慧(画)『老鼠娶新娘』を見つける。前者は江南の町の朝市を描いた作品で、本格的な油絵。後者は台湾で出たものの簡体字版だが、鼠の嫁入りの民話を描いたもので、テクストを書いた張玲玲は筑波大学民俗学を学んだ人。ヴィジュアル的にも、特に猫が鼠を襲うシーンは大迫力。アニメにしたら面白いかも。
それから、張愛玲ががかつて住んでいた「常徳公寓」*3の1階にできたColorfulというカフェ&書店で一休み。