7月31日、千葉市美術館*1で山本精一*2のライヴ、”Electric Evening”*3を観た。これは同美術館で開催中の『三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions』*4の関連イヴェント。
息子が生まれてからライヴ・ハウス通いもしなくなったので、もう10年以上も間近でライヴを観る(聴く)というのはしていなかったのだ*5。その10年ぶりのライヴがボアダムズの山本精一で大丈夫かな? と思ったりもしたのだけど、それは杞憂だった、三沢氏が最後に〆ていたように、もう言うことないでしょ、ということなのだけど、敢えて(拙い)言葉にすれば、めくるめく体験、ということになる。次に何処に連れていかれるのかわからないようなスリル。エレキ・ギター1本とエフェクターだけで、これだけ多様で多層的な音世界を現出できるという事実の体験。聴く側としては、その世界に没入することもできるし、少し距離を取って音の微細な襞を愛でるということもできる。
本日7/31(月)16:30〜山本精一ライブ「Electric Evening」を開催!山本さんのセッティングもはじまりました。事前予約制でしたが当日券もご用意ありますので、ご興味のある方はぜひお越しください。昨日の「Acoustic Evening」の様子も動画で少しお見せします。 pic.twitter.com/LFx6YFNzTo
— 千葉市美術館 (@ccma_jp) 2023年7月31日
「明日は凄いよ」という言葉の通り誰にも真似できない強烈な音の空間
— 鷹☮️ (@muon_gouon) 2023年7月31日
終演後、片付けをしている精一さんと、中学生くらいの少年とのやり取りを聞いていて、日本音楽の未来は明るいと感じました
2日とも作品として残して欲しい
山本精一「Electric Evening」
2023.07.31
@ 千葉市美術館 三沢厚彦展 pic.twitter.com/3zB7XmymK0
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141027/1414376757 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150601/1433156686 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/06/25/030906 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/09/111339 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/29/135133 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/24/012127 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/04/08/001433 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/25/120626 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/11/08/103236 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/06/102000 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/04/27/101941 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/23/112714
*2:http://www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj/ https://twitter.com/seiichi_info See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E7%B2%BE%E4%B8%80
*3:https://www.ccma-net.jp/learn/events/related/2023-7-31/
*4:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/23-6-10-9-10/ この展覧会は既に観ている。