10月2日。
堀由樹子「えのぐの森」*1。千葉市美術館*2。千葉市中央3丁目。
今回は、千葉市で育ち、現在も市内にアトリエを構える画家の堀由樹子さんをお迎えします。堀さんはこれまで、日常の身近なところで目にする植物や自然の姿をモチーフに、具象とも抽象ともつかない描き方で、独特の風景画を制作してきました。この夏のプロジェクトでは、美術館の中に、のびのびとしたドローイングで風景を描き出します。来場者は絵の具の中に飛び込むように、つくりだされた風景=空間を体感し、画材の瑞々しく豊かな色彩と手触りを味わいながら、そこに新しい動きや表情を加えてゆくことになります。アーティストと来場者のやりとりによって、植物や森の生き物たちが姿を現し、生命力に溢れた「えのぐの森」が生い茂ってゆく様子をお楽しみください。
アーティストからのメッセージ
いつもの森では、ざわざわと揺れる枝。うつろう光と影。ふわりとよぎる蝶。
絡まって伸びるつる草。葉陰の小さな虫。湿った土の中にはきっと無数の微生物がうごめく。ガサガサと落葉をつつく鳩。
その中で、木々のすきまがつくる形と色をスケッチブックの四角で切り取る。この夏は、鳥が落とした種から芽が出てつるがぐんぐん伸びてゆくみたいに、子どもアトリエにみなさんの手による不思議な色と形の「はっぱ」をもりもりと繁らせましょう。
いきものの気配の詰まった森をつくるお手伝いにきてください。
堀由樹子さんによる「つくりかけラボ えのぐの森」(〜10/2)では葉っぱや昆虫、鳥が増え、壁以外にも生い茂るように🌱🌿🦜カブトムシや蝶、ホタルまでいるのになぜかセミがいないのが不思議と堀さん。どなたかセミも加えてください!入場無料、9/19にはトークイベントも!https://t.co/yA8P8RVpV2 pic.twitter.com/N0IUgDWNsr
— 千葉市美術館 (@ccma_jp) 2022年9月9日
堀由樹子さんによる「つくりかけラボ えのぐの森」はいよいよ明日10/2(日)まで!夜明けから夕方ろ照明によって変わる森の姿もぜひお楽しみください。昨日は昼間の森でした☀️🌳森の中のお気に入りの葉っぱや生きものを家に持って帰れる「はっぱ狩り」も行えます🌿えのぐの森にぜひお越しください! https://t.co/4DOQbQ2e51 pic.twitter.com/4gRV5Lcwa5
— 千葉市美術館 (@ccma_jp) 2022年10月1日
千葉市美術館つくりかけラボ 08「堀由樹子|えのぐの森」開催中🌳既に会場は木々や花、生き物たちが色鮮やかに広がっています!来場の皆様も「はっぱの部品」で森を茂らすお手伝いができます。 #バチカチバ では堀さんのポストカードをお取り扱いしています。合わせてご覧くださいませ◎ #BATICAchiba pic.twitter.com/xzttiumW7v
— BATICA (@BATICA_CHIBA) 2022年8月30日
*1:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/lab/22-7-13-10-2/
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20141027/1414376757 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150601/1433156686 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/06/25/030906 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/09/111339 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/08/29/135133 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/24/012127 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/04/08/001433 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/25/120626