「新規ツイートの記録を終了しました」

山崎春奈*1「「愛用してたので寂しい」「まさかこんなことに…」Twilogサービス終了に多くの悲しみの声。API有料化で利用不可能に」https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/twilog-end


2009年以来運用されてきた「ツイートをブログ形式で保存する」サーヴィスであるTwilog*2が新規のツィートの記録を停止した。


私のTwilogの冒頭にも、

新規ツイートの記録を終了しました
last update 04/05 10:51

https://twilog.org/MikioSumita/

と記されている。
Twilogの更新がなくなると、Twitterの利便性はは半分以上なくなると思う。Twitterの欠点のひとつは、過去の自分のツィートを検索するのが(不可能ではないにせよ)著しく困難だということだろう。「はてなブログ」で過去の自分のエントリーを検索するのがとても簡単であることと対照的である。Twitterを(私のように)主に情報収集のツールとして使用している場合、それは不便極まりないことだろうし、主に情報発信のツールとして使っている場合には、無責任性の増大ということにつながるのではないだろうか。自分の過去の発言に責任を持つというのは過去に自分がどんな発言をしたのかを、容易に目の前に取り出せるということを前提としている。自分でも覚えていないような発言に責任を持てと言われても、そんなのは不可能だ。というわけで、今回の事態というのは公共空間(言論空間)としてのTwitterのさらなる劣化を導く危険があるのではないかと考える。
昔、自分の1日分のツィートをまとめてblogのエントリーにしていた人がいたけれど、今後、それをやらなければならないのだろうか?