火傷はなく

9月に村田兆治*1羽田空港不当逮捕されたときに、その名前を久々に聞いてちょっと吃驚したのだった。それから大して時間も過ぎぬうちの訃報。

『日刊スポーツ』の「村田兆治さん死去 火が見える前「バタン、ガタンという衝撃音が30分ほど鳴り響いて」隣人証言」*2から;


東京消防庁によると、11日午前3時15分ごろ、東京都世田谷区成城で2階建ての住宅から出火し、2階部分の約40平方メートルが燃えた。住宅には村田さんが住んでおり、意識不明の状態で病院に搬送されたが、午前5時57分死亡が確認された。死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素(CO)中毒とみられる。大きなやけどなど目立った外傷はなかったという。消防車両26台が出動し、火は午前6時50分ごろに鎮火した。

警視庁成城署によると2階のリビングから出火。村田さんはリビングと同じフロアの小部屋から、床に座った状態で見つかった。2階にもキッチンはあるらしく、警察は火元の原因を調べている。遺書などは確認されていない。

隣に住む男性(67)によると、外から火が見える前に村田さんの家から「バタン、ガタンという金属がぶつかるような衝撃音が30分ほど鳴り響いていた」と、男性はその音で目覚めたほどで、焼けた部屋からはバーベルなどが運び出されていた。その後、村田さんの自宅が燃え始め、2階の窓ガラスが飛び散ったのを見て妻(63)と路上に避難した。男性によると午前4時ごろ、消防隊員がぐったりとした村田さんを抱えて外に出てきた。消防隊員は村田さんに心臓マッサージをして、ストレッチャーで搬送したという。そのときの村田さんは、丸首シャツに下着のパンツだけの姿。男性は言葉を発したり、体が動いているようなことは確認できなかったという。

また、『日刊スポーツ』の別の記事、「村田兆治さん死去 暴行事件後は姿見せず「電気もついていなかった。ずっと心配」隣人の男性」*3によると、

隣に住む男性(67)は、外から火が見える前の段階で、「バタン、ガタンという金属がぶつかるような衝撃音が30分ほど鳴り響いてから火事になった」と話した。その音で目覚めたという。村田さんの自宅2階が燃えて、しばらくしてからガラス窓が破裂して飛び散ったのを見て、家から出て妻(63)と路上に避難した。

しばらくすると消防署隊員が村田さんの自宅2階から直結する外階段に村田さんを抱えて出てきたという。午前4時ごろだったという。階段の上と階段を降りてから消防署隊員がぐったりとした村田さんに心臓マッサージをして、ストレッチャーに搬送されたという。

村田さんが搬送される前に男性は隣家住民であることが確認され、消防署隊員から「この方は村田兆治さんですか」と聞かれたため「はい、村田さんに間違いありません」と返事をしたという。そのときの村田さんは丸首シャツに下着のパンツだけの姿。男性は言葉を発したり、体が動いているようなことは確認できなかったという。

村田さんが9月23日に暴行容疑で逮捕されてから「ほとんど姿をみることはなかったし、夜になっても生活をしているはずの2階の電気もほとんどついていなかった。ずっと心配していた」と男性は話した。

最初に事故或いは事件が起きて被害者が救急車で病院に搬送されたことが報道され、しばらくすると、訃報が速報される。仲本工事のときもそうだった*4。まあ、偶然だろうけど。