Pierre Soulages

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世界的巨匠スーラージュさん死去 仏抽象絵画、102歳
10/27(木) 3:23配信


共同通信

 【パリ共同】「黒の画家」として知られたフランスの抽象絵画の世界的巨匠ピエール・スーラージュさん*1が25日、心不全のため同国ニームの病院で死去した。102歳だった。現地メディアが26日伝えた*2

 1919年ロデーズ生まれ。モンペリエの美術学校で学び、第2次大戦後にパリへ移った。40年代後半から褐色や黒色の幅広い線を重ねた抽象作品を描き、欧米で注目を集めた。

 70年代末から黒一色を追求する作品が中心となり、絵肌にナイフなどで凹凸をつくって反射する光の効果も探求。2019~20年には100歳を記念してルーブル美術館で回顧展が開かれ、亡くなるまで創作活動を続けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c9b3eec523bdecb971cf452751fa128ddde995a

スーラージュが担った「抽象絵画」の運動はアンフォルメル*3と呼ばれ、北米大陸の抽象表現主義に同時代的に呼応していた。2002年に他界した今井俊満*4もその一翼を担っていた。
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Vincent Noce “Pierre Soulages, who found infinite possibility in black abstract paintings, has died, aged 102” https://www.theartnewspaper.com/2022/10/26/pierre-soulages-obituary
Christopher Masters*5 “Pierre Soulages obituary” https://www.theguardian.com/artanddesign/2022/oct/26/pierre-soulages-obituary