小林政広

『日刊スポーツ』の記事;


16年「海辺のリア」が遺作に小林政広監督が死去、68歳 「愛の予感」はロカルノ映画祭で4冠
9/7(水) 12:47配信


日刊スポーツ

 仲代達矢が主演した16年の「海辺のリア」などで知られる、映画監督の小林政広(こばやし・まさひろ)さん*1が亡くなった。7日、所属事務所のディケイドが発表した。68歳だった。

 「世界的にも評価が高く、『幸福』(2006)『気仙沼伝説』(2006)『愛の予感』(2007)『ワカラナイ』(2007)『ギリギリの女たち』(2012)『逢う時は他人』(2013)など数々の映画作品でディケイドの俳優たちがお世話になった小林政広監督がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りします。」

 小林さんはフォークシンガー、シナリオライターとして活動後、1996年(平8)の初監督作「CLOSING TIME」が翌97年の、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞し、映画製作プロダクション有限会社モンキタータウンプロジェクトを設立。99年「海賊版=BOOTLEG FILM」、00年「殺し」、01年「歩く人」と3年連続でカンヌ映画祭出品を果たした03年「女理髪師の恋」では、ロカルノ映画祭でスペシャルメンションを授与。「バッシング」は、05年のカンヌ映画祭コンペティション部門出品後、東京フィルメックスで最優秀作品賞(グランプリ)、テヘランファジル映画祭で審査員特別賞(準グランプリ)を獲得した。

 主演も務めた代表作の1つ「愛の予感」は、07年ロカルノ国際映画祭で金豹賞(グランプリ)ダニエル・シュミット賞、ヤング審査員賞、国際芸術映画連盟賞の4冠を獲得。長編16作目となった16年「海辺のリア」はじめ、ほとんどの作品がオリジナル企画で、脚本、プロデュースも務めてきたが、同作が遺作となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ceaeedbfeaf2b01381341475f13012d5fe17f8e

(上の記事では言及されていない)『春との旅』しか観ていないのだった(汗)。また人生の宿題が増えたことになる。