「桃」から「桜」へ?

Via https://nessko.hatenadiary.jp/entry/2022/04/02/103858

NHK香川放送局の報道;


新品種の桜 公募で「桃陵八重桜」に 多度津町の公園で発見
04月01日 17時56分


桜の名所として知られる多度津町の公園で見つかった桜の新たな品種について町が公募を行った結果、「桃陵八重桜」と名付けられることが決まりました。

多度津町の県立桃陵公園*1には5枚の花びらをつけるソメイヨシノを中心におよそ1500本の桜が植えられていますが、地元の男性がこのうちの1本の木に白い花びらの輪郭が大きく1輪につき15枚ほど咲いているのを発見し、町が新種の認定を申請した結果、新たな園芸品種と確認されていました。

町はこの桜を観光資源としてPRしようと名称を公募し、町長や発見した男性などで作る審査委員会で全国から寄せられた1500件あまりの名称を審査した結果、「桃陵八重桜」とすることを決めました。

多度津町政策観光課は「全国から応募を頂いて深く感謝しています。新しい桜を観光や産業の振興に活用できるよう進めたい」としています。

町によりますと「桃陵八重桜」はソメイヨシノより開花が5日ほど遅れているということですが、来週中には見頃を迎える見込みです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220401/8030012611.html

「桃陵公園」の「桃陵」に一瞬吃驚した。「陵」という字は、一方では英語のhillに対応したオカという意味を持つが(丘と同義)、同時に天皇の墓(ミササギ)という意味も持つ。「桃陵」って誰の墓なの? 讃岐だから、崇徳院*2に関係があるの? と一瞬思ってしまった。でもまあ、この公園の所在地が「多度津町桃山」なので、この「陵」というのは「山」の置き換えであって、「桃陵」というのは「桃山」の言い換えなのだろう。「桃山」なのに「桜」の名所。孔子なら、名を正さんか! と言って、桜の木を伐採して桃の木を飢えてしまうかも知れない。
四国では「八重桜」は「ソメイヨシノより開花が5日ほど遅れ」るのか! 東京の近辺だと、2月の下旬に河津桜や寒桜が咲いて3月の中旬くらいまで咲き続け、3月の下旬からソメイヨシノを含む所謂普通の桜が咲き始めて、4月の初め(今年の場合だと今週)に花を散らしてから、少し間をおいて、中旬頃に八重桜が咲いて、桜の季節を締め括るという感じなのだけど。