お門違い

http://sinnnoaikokuhosyu.seesaa.net/article/153797623.html


久しぶりのsinnnoaikokuhoshu*1


そもそも「靖国神社」に行くのがお門違いだろう。サッカーといえば、京都の白峯神宮*2だろう。
スポニチ』の記事に曰く、


特大絵馬に日本代表へのエール!京都・白峯神宮


 オランダ戦も勝たせてください−。「蹴鞠(けまり)の神様」で知られる京都市上京区の「白峯神宮」では、境内の特大絵馬(縦約1メートル90、横約1メートル80)に「頑張れ!岡田ジャパン」「目指せ4強」など日本代表への応援メッセージが続々と書き込まれている。

 修学旅行で18日に栃木から訪れていた中学3年生の川又竜馬君(14)は「大和魂を見せてください」としたため、サムライブルーの“ド根性”を期待。佐藤健一君(14)は「オランダ戦も絶対に勝ちます!」と力強い言葉で勝利を願った。

 絵馬は6日から登場。カメルーン戦で日本が勝利した翌日の15日には、オランダ戦の必勝を祈願する神事が営まれ、巨大絵馬のメッセージを書き込むための紙も張り替えられた。同神宮の粟田口幹男宮司は「張り替えたその日に真っ黒になりました。みなさんの熱い気持ちでしょう」と笑顔。南アフリカに届け!!とばかりに、決勝トーナメント進出を願うサポーターの思いが絵馬全体に、たっぷりと込められた。

 同神宮にはスポーツ全般の守護神「精大明神」がまつられており、球技の上達や勝利に御利益があるとされる。日韓大会やフランス大会で使用された試合球も奉納され、一般にも公開。粟田口宮司は「結果は予想できないが、全力を出し切って頑張ってほしい」とエールを送った。カメルーンを破った勢いに神様やサポーターの“アシスト”が加われば、オランダ撃破も決して夢ではない。

[ 2010年6月19日付 ]
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/201006/19/soci220451.html

神道の神は万能ではないので、「精大明神」の意のままにならぬこともあるということだ。『スポニチ』の記事で誤解する方がいるかもしれないので、註釈を加えると、白峯神宮の祭神はあくまでも崇徳院であり、「精大明神」は摂社である地主社の祭神。
或いは、八咫烏に因んで、熊野か。

熊野三山でW杯の必勝祈願 カラスにちなみ
2010.5.9 17:26


和歌山県那智勝浦町熊野那智大社など熊野三山で9日、サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する日本代表の必勝祈願祭が行われた。日本サッカー協会大仁邦弥副会長、田嶋幸三専務理事が参拝した。

 協会関係者の参拝は2006年ドイツ大会の直前以来4度目。那智、速玉、本宮各大社の守り神「八咫烏(やたがらす)」と、日本代表のシンボルマークが同じ3本足のカラスで、那智勝浦町出身で日本近代サッカーの始祖といわれる中村覚之助の古里でもある縁から、三山と自治体でつくる熊野三山協議会の呼び掛けで実現。覚之助の墓参もした。

 大仁副会長は「大会に向けて気持ちが引き締まる思い。期待の大きさをチームに伝え、ベストを尽くしたい」と話した。
http://www.sanspo.com/soccer/news/100509/scc1005091727003-n1.htm

まあ、和蘭戦がああなったのも、「愛国」が新幹線代をけちって、のこのこと近場でしかもお門違いな靖国神社に出かけたからだということになる。

もしかして、「愛国」は靖国神社以外の神社を知らないのか。そういう疑問が頭を擡げてきた。