中井寛一氏のツィート;
実相寺昭雄の趣味の一つは、公衆電話に貼られていたピンクチラシを集めることだった。
— 中井寛一 (@ichikawakon) 2021年11月28日
実相寺は集めたチラシを綺麗にファイルしていた。これがどこかに保管されていれば、昭和の貴重な風俗資料になるのだが。。。 pic.twitter.com/lMoJ4aIgf4
そうなんだ!
Wikipediaでは実相寺昭雄*1の趣味についても言及されているが、「ピンクチラシ」は出てこない*2。
けろけろけろっぴのファンで、キャラクターを使用した丼、ふりかけ、預金通帳、眼鏡ケース等を愛用し、家族から「変態ケロッピおやじ」と言われていた。興味を持った物を集める収集家で、けろっぴに限らずミニカー、果てはエヴァンゲリオンやアダルトアニメのキャラクターフィギュアまで収集していたほどであった。
「ピンクチラシ」は「興味を持った物」に包括されてしまっているのか?
早稲田大学およびTBSの先輩でアナウンサーであった吉村光夫と同様に鉄道ファンであった。特に路面電車ファンとしても知られ、雑誌「東京人」などにコラムなどを度々執筆していた。また、実相寺の鉄道好きは吉村同様にTBS局内でも知られていた。自署「昭和電車少年」では、座席をスタンションポールにより着座区分を物理的に区切るという発想が、乗客の自発的なマナーに期待していないという理由で、JR東日本209系電車がお気に入りであることを明かしている。また切符収集もしている。
さて、1990年代初頭の東京の公衆電話ボックスには窓を覆いつくすように「ピンクチラシ」が貼られていた。あと、駅や駅近くの公衆トイレにも。何時の間にか目にすることもなくなってしまったが、消滅の日付は正確には何時頃なのだろうか。まあ、携帯電話の普及とともに、「ピンクチラシ」用のギャラリーだった公衆電話が激減してしまったのだった。やはりそれと軌を一にしているのだろうか。「ピンクチラシ」に代わってやってきたのは膨大なスパム・メイル。これだと、男子トイレからも「ピンクチラシ」が消えてしまったことが説明できない。今作られるなら〈萌え絵〉が使われるのだろうけど、私の記憶では、(写真を使わない場合は)少女漫画風のイラストが多かった気がする。
自分も80年代末から90年代初頭大阪でかなり集めていましたが 裏の両面テープやノリがべたついて保管しにくかったのである時点でまとめて捨ててしまいました
— 影山 (@blacktuna) 2021年11月29日
ヤフオクとかでたまにコレクションが高値で売られていて
残しておけば良かったと後悔
本当に保管しにくかった