或るコレクション

中井寛一氏のツィート;


そうなんだ! 
Wikipediaでは実相寺昭雄*1の趣味についても言及されているが、「ピンクチラシ」は出てこない*2

けろけろけろっぴのファンで、キャラクターを使用した丼、ふりかけ、預金通帳、眼鏡ケース等を愛用し、家族から「変態ケロッピおやじ」と言われていた。興味を持った物を集める収集家で、けろっぴに限らずミニカー、果てはエヴァンゲリオンアダルトアニメのキャラクターフィギュアまで収集していたほどであった。

早稲田大学およびTBSの先輩でアナウンサーであった吉村光夫と同様に鉄道ファンであった。特に路面電車ファンとしても知られ、雑誌「東京人」などにコラムなどを度々執筆していた。また、実相寺の鉄道好きは吉村同様にTBS局内でも知られていた。自署「昭和電車少年」では、座席をスタンションポールにより着座区分を物理的に区切るという発想が、乗客の自発的なマナーに期待していないという理由で、JR東日本209系電車がお気に入りであることを明かしている。また切符収集もしている。
「ピンクチラシ」は「興味を持った物」に包括されてしまっているのか?
さて、1990年代初頭の東京の公衆電話ボックスには窓を覆いつくすように「ピンクチラシ」が貼られていた。あと、駅や駅近くの公衆トイレにも。何時の間にか目にすることもなくなってしまったが、消滅の日付は正確には何時頃なのだろうか。まあ、携帯電話の普及とともに、「ピンクチラシ」用のギャラリーだった公衆電話が激減してしまったのだった。やはりそれと軌を一にしているのだろうか。「ピンクチラシ」に代わってやってきたのは膨大なスパム・メイル。これだと、男子トイレからも「ピンクチラシ」が消えてしまったことが説明できない。今作られるなら〈萌え絵〉が使われるのだろうけど、私の記憶では、(写真を使わない場合は)少女漫画風のイラストが多かった気がする。