『デイリースポーツ』の記事;
こん平さんの師匠である林家三平を初めとして、昭和の名人と呼ばれる落語家の多くは、私にとって、伝説的というよりは神話的な存在に近く、生身のリアリティが感じられる噺家はどうしてもこん平以降ということになる。昭和後期の名人ということになるだろうか。
林家こん平さん死去 77歳 笑点「チャラーン」で人気
12/21(月) 15:02配信
デイリースポーツ
日本テレビ系の演芸番組「笑点」などで知られた落語家の林家こん平(本名笠井光男=かさい・みつお)さん*1が17日午後2時2分に誤嚥性肺炎のため亡くなっていたことが、21日、分かった。77歳。所属の落語協会が発表した。19日に家族葬が執り行われた。
こん平さんは1943年新潟県生まれ。58年に初代林家三平に弟子入りし、66年の「笑点」スタート時から大喜利コーナーにレギュラー出演した。地元・千谷沢村を「チャーザー村」と言うなど、愛きょうたっぷりの方言を駆使したり、明るく「チャラーン」と言い放つかけ声などで人気を博した。
また、落語会随一の卓球好きとしても知られ、三遊亭小遊三らが所属する「らくご卓球クラブ」の発起人でもあった。
晩年は病魔との戦いの連続だった。2004年8月、日本テレビ系「24時間テレビ」内で「笑点」の特番に生出演後に倒れ、救急搬送。多発性硬化症と診断され、闘病を続けていた。13年には糖尿病による壊死で左足の指を3本切断。壊死の影響で心肺停止に陥ったこともあった。昨年4月には小脳梗塞のため緊急入院。手術は行わず投薬治療で回復し、同5月3日に退院していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7969235ba8a8843d44325befff2b1e1ecd4b95e
誰かが、『笑点』のオリジナル・メンバーは、座布団運びだった桂文字助*2を除いて、もう誰もこの世にいないと、書いていた。嗚呼!