最初は「花輪」だった



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この「ららぽーとTOKYO BAY」が、ららぽーとの第一号で、長い間、単に「ららぽーと」と呼ばれていたことを知っているのは、もう40代以上の人たちだけかも知れません。さらに、この場所に元々あった「船橋ヘルスセンター」に行ったことがある人となると、おそらく50歳以上の人でしょうか。

京成の船橋競馬場駅は1987年3月までは「センター競馬場」でした*1。「センター」とは勿論「船橋ヘルスセンター*2のことで、その閉鎖は1977年のこと。「センター」がなくなっても10年くらいは「センター」という名前は生き残っていたことになる。でも、その間に「センター」が意味不明な人も増えたんじゃないでしょうか。因みに、「センター競馬場前」という駅名は1963年からで、その前は「船橋競馬場前」だったので、現在の「船橋競馬場」駅というのは先祖返りしただけ、とも言えます*3。ところで、現在「船橋競馬場駅」は船橋市宮本8丁目*4ですが、ここら辺のかつての地名は「花輪」であり、「船橋競馬場駅」も開業当初は「花輪」駅だった。現在、「花輪」が残っているのは京葉道路の「花輪インターチェンジ*5くらいでしょうか。