緑洲

Dig Out Your Soul

Dig Out Your Soul


そういえば、先月末に買ったオアシスのDig Out Your Soul*1、まだ封を切っていない。
さて、


李懿「緑洲楽隊京滬演出取消」『東方早報』2009年3月4日


4月に北京と上海で予定されていたオアシスのライヴが突如キャンセルされた件に関して、チベット問題への関わりが問題視され、中国政府が許可を取り消したという報道があったが、上の記事によれば、中国におけるプロモーターの「愛瑪特瑪捷票務公司」の資金繰り(「資金周転」)の問題である。また、中国外交部もこの件とチベット問題との関係について否定している。

オアシスといえば、これ*2


オアシスのノエル「もっと不況が悪化すればいいのに」
3月5日14時34分配信 BARKS


オアシスのノエル・ギャラガーが、現在、世界中で問題となっている金融危機はもう少し悪化してもいいと話した。不況のときこそ、いい音楽が生まれると考えているからだ。

ノエルは『That's Shanghai』のインタヴューでこう話したという。「金融不安がもうちょっと悪化すればいいのにと思っている。少なくとも、俺ら、もう何枚かいいアルバムを作れるだろ」

オアシスが結成した1991年も英国は不況の真っ只中だった。そして『Definitely Maybe』という傑作が誕生した。「俺らがスタートした90年代初め、まだ保守党が政権を握ってて厳しいときだった。危機が訪れてるときっていうのはたいてい、音楽やファッション、それに政治なんかで最高のものが生まれるんだ」

オアシスに限って言えば、バンドを結成した当時といまでは彼らの経済状況も社会的地位も違うため、いくら世間が不況に陥りようが当時のハングリーさが戻ってくるとは思えないが、彼の説には一理ある。ノエルの言っていることとは少しニュアンスが違うが、ザ・キラーズも同時多発テロ事件の余波で仕事が見つからず、バンド活動に専念することができたと話していたことがある。


Ako Suzuki, London
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090304-00000555-bark-musi

ところで、That's Shanghai、1月号から3月号までちょっと捲ってみたけれど、載っていなかったぞ。