内面の中身

先週、市川市木内ギャラリー*1で土屋恭子という画家*2の『誘いの夢』という展覧会`*3を観た。薄暗い画面に、様々なものたちが、有機的なものも無機的なものも寄せ集められ、静かに共存している。それはグロテスクだともいえるだろうし、或いは荒唐無稽だと言われるかも知れない。しかし、私たち内面*4というのは様々な起源をもつ雑多なイメージ(記憶)の集積からなっているのであり*5、それはそれで荒唐無稽どころか、私たちの内面の素描としてリアルなものなのだと言える。
「木内ギャラリー」という空間も興味深い。