ネクセリア東日本への訴え

承前*1

以下のキャンペーンに賛同しました。


佐野サービスエリア労働組合「佐野サービスエリア(上り線)で働く労働者の雇用を守ってください!」https://www.change.org/p/%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-nexco%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E3%81%95%E3%82%93-%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%95%E3%82%93-%E4%BD%90%E9%87%8E%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2-%E4%B8%8A%E3%82%8A%E7%B7%9A-%E3%81%A7%E5%83%8D%E3%81%8F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E9%9B%87%E7%94%A8%E3%82%92%E5%AE%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84



曰く、


ネクセリア東日本株式会社
代表取締役社長 村山 和夫 様
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本
代表取締役社長 小畠 徹 様


私たちは次の各点を貴社らに求めます。どうかお力をお貸しください。

1、ケイセイ・フーズ労働組合のこれまでのストライキは正当であるため、損害賠償請求をしないようケイセイ・フーズに働きかけてください。

2、ケイセイ・フーズ労働組合の加藤正樹執行委員長を含む従業員全員の雇用を維持したまま、佐野SAの運営契約を更新するようケイセイ・フーズに働きかけてください。

3、ケイセイ・フーズと契約を更新せず、別の会社が佐野サービスエリアの運営をするようになっても、ケイセイ・フーズ労働組合の加藤正樹執行委員長を含む現在佐野サービスエリアで働く労働者全員の雇用が引き継がれるようにしてください。

また、経緯の説明も引用しておく;

(前略)運営委託先であるケイセイ・フーズは、取引先への不払いを引き起こしたばかりか、それを改善するよう求めた加藤正樹総務部長(当組合執行委員長)を不当解雇しました。

 私たちは、こうした横暴な運営にはこれ以上ついていけないと感じ、苦渋の決断ではありましたが、8月14日から9月21日にかけてストライキを実施しました。

 さらに、9月22日に当組合がストライキを解除したのちも、ケイセイ・フーズは、当組合に対しストライキについて多額の損害賠償請求予告を取り下げず、当組合の執行委員長である加藤の退職を迫り、加藤の退職が無ければ貴社らとの来年度の再契約はできないと主張しました。社長が変わっても、ストライキへの損害賠償も加藤の退職強要もやめようとしないのです。このように、残念ながら、現在のケイセイ・フーズには自浄作用が働いていません。

 ケイセイ・フーズはこれほどの紛争を引き起こしていながら、私たち労働組合のリーダーである加藤がいたままでは、ネクセリア東日本株式会社との間の運営契約を更新できないというのです。しかし、契約更新は今年度末に迫っています。

 鍵を握るのは、NEXCO東日本の子会社であるネクセリア東日本株式会社です。ケイセイ・フーズが契約を更新しなくても、新しい会社に今働いている労働者の雇用を移行することは十分可能だからです。佐野SAに限らず、多くのサービスエリアでは、これまで契約者が変わる際も労働者の雇用が引き継がれることがほとんどでした。

 ネクセリア東日本株式会社は、佐野SAの売り上げから直接利益を得てきたのですから、運営委託先の会社が引き起こした諸問題について対処する道義的責任があるはずです。また、2011年に国連人権理事会で採択された「ビジネスと人権」指導原則によれば、供給業者(サプライヤー)等の取引先が雇用する労働者の人権侵害についても、「負の影響を引き起こしたり、助長することを回避」し、「人権への負の影響を防止または軽減するように努める。」ことが求められており(同原則13参照)、ネクスコグループにも、その意味での「企業としての社会的責任」があります。