臨終近く

NHKの報道;


100年に一度しか咲かない“アガベ”開花 滋賀 守山
2019年7月9日 17時53分


最長で100年に一度しか花が咲かないと言われる多肉植物アガベ」が滋賀県守山市で開花しました。

アガベ・マクロアカンサ」はメキシコ原産の多肉植物です。

守山市にあるサボテンなどを扱う園芸店がおよそ1年半前に仕入れました。

アガベは数十年から100年に一度しか花が咲かないという珍しい性質をもち「センチュリープラント」と呼ばれています。

ことし2月ごろから開花の兆しとなる茎がぐんぐんと伸び始めました。

そして、今月に入って茎から伸びた枝の先端から黄色い花を咲かせたのを店主が確認しました。

花びらはなく黄緑色の房から黄色いめしべとおしべが3、4センチほど伸びています。

花が咲くのは一生に一度で咲き終わると全体が枯れてしまうということです。

滋賀県湖南市から訪れた男性は「100年に一度咲くと聞き、珍しさで来ましたが、見られてよかったです」と話していました。

店主の廣政康孝さんは「初めて開花を見たのでとてもうれしい。あと少しで枯れてしまうが多くの人に見てほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190709/k10011987741000.html

開花は死の前兆でもあるので、ちょっと物悲しさも感じたりする。
Agave macroacanthaは英語ではblack-spined agaveまたはlarge-thorned agaveという*1。agave(英語読みではアゲイヴ)は龍舌蘭。龍舌蘭といえばテキーラテキーラの原料となるagaveはagave tequilanaまたはblue agave(agave azul)という種だが*2、こちらの開花も一生に一度である*3。数十年に一度のことなので、龍舌蘭が何処かで開花する度にニュースで取り上げられているようだ*4。今回もそうなのだろうけど、特徴は龍舌蘭の一種だということが隠蔽されていることか。私はagaveを英和辞典で引いて、ああ龍舌蘭なんだとわかった次第。そういえば、竹の開花も100年に1度と言われる*5優曇華は3000年に1度だけれど。