「水平エスカレーター」

千葉日報』の記事;


動く歩道」利用開始 南船橋駅ららぽーと間に140メートル

2019年6月28日 20:58 | 無料公開


 船橋市浜町2の商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」(船橋ららぽ)を運営する三井不動産は、同施設と最寄りのJR南船橋駅をつなぐJR高架下の誘客路「ららストリート」に動く歩道を整備し、28日開通式を行った。同施設の公認キャラのふなっしーが開通式に駆け付け、「早速体験しにきたなっしー。楽しみなっしー」と体中で喜びを表現し“渡り初め”を行った。動く歩道の利用で歩行距離はほぼ半減する。

 三井不動産は、同施設が南船橋駅と約300メートル離れており、駅から徒歩で来店する客の利便性を高めるため、半分の距離にあたる計約140メートルの動く歩道(水平エスカレーター)を整備した。午前7時~午後11時の間、稼働させる。

 開通式では、近隣の保育園児が見つめる中でふなっしーらがテープカット。ふなっしーは愛きょうを振りまきながら、動く歩道を最初に利用した。

 動く歩道は、JRの敷地を三井不動産が借りる形で3カ所(61メートル・53メートル・29メートル、いずれも幅1メートル)、往復で計6基設置した。

 動く歩道整備に合わせ、ららストリートの歩道上に屋根も設置し、雨天でも傘がなくてもぬれずに駅から店まで移動できるように改善。55インチの電子掲示板も14台設け、店舗情報を告知できるようにした。

 三井不動産によると、全体の来店者のうち、電車利用はおよそ3割。南船橋駅からの利用者は約75%と大半を占める。動く歩道は年間500万~600万人が利用すると見込んでいる。

 JRの担当者は「ららぽーとに向かう歩道の利便性が向上したので電車を使って来てほしい」とし、三井不動産の小野伸太郎商業施設運用部長は「距離の課題が少しでも解決できれば」と駅からの来店者の負担軽減をアピールした。
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/606694

4月に京葉線の「南船橋*1で降りたのだけど、ららぽーとまでけっこう歩くんだねとちょっと吃驚した。南船橋駅ららぽーとの真裏にあるものだとずっと思い込んでいた。その距離300米か。ということは、ららぽーとと京成の船橋競馬場前駅*2との間の距離とそんなに変わらないことになる。500か600でしょう。但し、ららぽーとから京成の駅までは歩いても全然苦にならなかった。勿論、最初からけっこう距離があるということは了解していた。また、 ららぽーとと京成の船橋競馬場前駅までの間は色々と店などもあって視覚的に退屈することがない。それに対して、南船橋駅ららぽーとの間は、高架の下をとぼとぼと歩かなければならず、視覚的な刺戟が貧しい。ららぽーと前の歩道橋まで来ると、競馬場を見渡せるようになって、突然視覚的な解放感を味わうことができるのだけど。だから、「水平エスカレーター」を設置するよりも視覚的な退屈さを何とかすべきだろう。「電子掲示板」にはどのくらいの効果があるのかわからないけれど。或いは、競馬場を見渡せる通路を新たにつくることはできないのか。