坪池順「イヤリングで予期せぬ妊娠を防ぐ?「避妊ジュエリー」の初期テストが良好」https://www.huffingtonpost.jp/entry/georgia-tech-contraceptive-jewelry_jp_5c9db37ae4b00ba63279fe66
jewelryは翻訳不能で、やはりそのまま「ジュエリー」とするしかないのか。
イヤリングなどのアクセサリーに付けられる女性用避妊具が、初期実験の結果、効果が期待できるとアメリカ・ジョージア工科大学の研究チームが発表した*1。「避妊ジュエリー」とも称された避妊具は、イヤリングなどのアクセサリーが皮膚と接触する部分に、避妊効果のあるホルモンを含む、約1平方センチメートルのパッチを装着。接触部分からホルモンが体に吸収され、アクセサリーを付けている女性に避妊効果をもたらす。
但し、豚やマウスを使った実験のみで、人間に対する実験は行われていない。
研究チームのマーク・プラウスニッツ博士は、継続的な服薬を目指しているという。「避妊の手段が多いほど、個別の女性のニーズに応えられる可能性が高くなります」
「ジュエリーの着用はすでに女性にとって習慣の一部かもしれないので、このやり方だと服薬を続けやすいかもしれません。女性により主体性を持たせ、予期せぬ妊娠を防ぐことができる可能性があります」
研究チームは当初、IUD(子宮内避妊器具)などが手に入りにくい開発途上国のために「避妊ジュエリー」を開発していたが、プラウスニッツ博士は「世界中の女性のためになるかもしれない」という。
タイトルは、水島裕子さんの小説から*2。ハイヒールを通じて「ホルモン」が吸収されるということも可能かも知れない。
- 作者: 水島裕子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
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Ebony Bowden “Contraceptive jewelry could stave off unwanted pregnancies” https://nypost.com/2019/03/27/contraceptive-jewelry-could-stave-off-unwanted-pregnancies/
Sabrina Barr “Contraceptive Jewellery Could Be the Next Method of Birth Control” https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/contraceptive-jewellery-birth-control-contraception-hormones-a8841536.html
jewelryとjewellery。米国式と英国式。
*1:John Toon “Contraceptive Jewelry Could Offer a New Family Planning Approach” https://www.news.gatech.edu/2019/03/26/contraceptive-jewelry-could-offer-new-family-planning-approach
*2:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20110109/1294578054