「弾丸日記」

Haruka Yoshida「海外で大ブーム、日本でも人気ジワる「バレットジャーナル」を調べてみた」https://www.huffingtonpost.jp/entry/bullet-journal_jp_5c7a07b5e4b0e1f77651a262


「弾丸日記」が人気で、それに対応したカラー筆ペン「マイルドライナーブラッシュ」をゼブラ*1は発売するのだという。


近年、多数のメーカーがカラー筆ペンを相次いで発売。背景には、「Bullet journal(バレットジャーナル)」や「ライフログ手帳」などと呼ばれるトレンドがある。世界中の若い世代の女性たちの間で流行している、イラストや文字にこだわって「自分だけの」手帳や日記を作るというものだ。

「バレットジャーナル」*2は、アメリカのニューヨーク在住のライダー・キャロル氏が考案した手帳術。日々の予定やタスク、考えていることなどを箇条書きにし、記号を使って管理していくというもの。仕事だけではなく、趣味や家事などプライベートなタスクも全て書き出すことがポイントだ。全てを書き出すことによって、今やるべきことが明確になり、確実に実行できるようになるという。この手帳術が話題となり、2017年頃から世界的なブームへと広がっていった。(後略)


SNSを駆使しながらも「超アナログ」なバレットジャーナルが人気とはやや不思議にも思えるが、投稿からは「私らしさを表現すること」、そして「見せる」ことへの女性たちのこだわりが見える。

「私だけの」手帳をオシャレにかわいく「作って、撮影して、SNSに投稿する」のが、イマドキなのだ。

また、バレットジャーナルの「デジタルにはない便利さ」も魅力の一つだ。

予定、To-Doリスト、体重の変化、支出…ありとあらゆる記録を一括して管理するためのアプリはあまりなく、スマホ画面にアプリが散乱しがちだ。だからこそ、すべての機能を1冊にまとめられるバレットジャーナルが受け入れられているようだ。

実際にブログなどでは、バレットジャーナルを書いている人から、「何でもかんでもこれ一冊で事足りる」「ブログネタ収集も勉強計画も家事ログも全部これ一冊」などの声が上がっている。

実は、90年代の後半、「オシャレ」でも「かわいく」もなかったけれど、意味もなくカラフルな日記を書いていた。そのために、ボールペンを7色くらい揃えていた。普通のB5のノートを使っていたけれど、「To-Doリスト 」などの狭義の日記のほかに、本の抜書きをしたり、広告や雑誌などから気に入ったイラストや写真を切り取って貼ったり、映画などのティケット類を貼ったりしていた。その後、怠惰な性格故に面倒臭くなり、何時の間にか止めてしまった。後に、2005年になって、blogを始めたのも、以前書いていた日記のうちの他者に公開可能な部分を再開しようとしたということかも知れない(といっても、これはあくまでもそれから10数年後の現在の視点で回想・再構築したことにすぎないのだが)。拙blogを読む人はどなたもその乱雑さ・雑多さに呆れるんじゃないかと思うのだけど、起源がそういうものだということにしておけば、納得する方も多いのでは?