小笠原遥「ミステリークレイフィッシュとは? メスしかいない不思議なザリガニを「特定外来生物」に追加へ」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c7888f7e4b0de0c3fbf5f66
まだ「追加」されたわけではない(これから)。
ところで、
環境省は2月28日、主に観賞用として流通している外来種のザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」*1を「特定外来生物」に指定する方針を専門家会議に示したと発表した。「ミステリークレイフィッシュ」は繁殖力が強いため、生態系への悪影響を与える懸念があるという。
「特定外来生物」に指名する方針が示された外来種ザリガニの「ミステリークレイフィッシュ」
同省の外来生物対策室は、「日本の外来種対策」という資料の中で、取り扱いについての注意を呼びかけた*2。
どうしてこんなことになったのか? ただ3組あるといっても生まれてくるのは常に同一の母親のコピーであるわけだ。
(前略)他のほとんどの生物は基本的に父親から受け継いだ染色体を1組、母親から受け継いだ染色体を1組、計2組の染色体しか持たないのに対し、「ミステリークレイフィッシュ」は、染色体を3組持っており、様々な環境に適応するのを助けている可能性があるとされている。
タイトルはキング・クリムゾンのアルバムから*3。

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*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170326/1490548335 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170327/1490581513
*2:環境省外来生物対策室「外来種のザリガニを野外に放さないで」https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/b_zarigani.pdf 「ミステリークレイフィッシュ」は現在「定着予防外来種」と「未判定外来生物」。
*3:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080407/1207508410 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150130/1422638885