ナツメグ!

ナツメグという言葉を聞くと、棗の赤い楕円形の実を思い出してしまうのも屡々。


安藤健二ナツメグ中毒の恐怖。ハンバーグで大量摂取した新婚夫婦が病院に運ばれる」https://www.huffingtonpost.jp/entry/nutmeg_jp_5c7ba3f6e4b0614614daf5f1


或る新婚夫婦が「手作りハンバーグに入れたナツメグが多すぎたことが原因で、2人とも食中毒で病院に運ばれることになった」という*1


(前略)食中毒症状を起こしたのは、関東地方に住んでいる夫婦。2月に入って、妻がハンバーグを手作りしたのだが、その際に香辛料のナツメグの分量を間違えて1瓶まるごと入れてしまった。

ハンバーグを2人で食べた後、夫は脂汗垂らしながら卒倒。妻も倒れた。同居する親族が、2人を病院に運んで入院することになった。

妻は症状が重かったが、2人ともに意識があり、命に別状はなかった。

1瓶まるごと入れた理由は、妻がナツメグを使うのが初めてで、レシピ本の「適量」がどのくらいの量なのか分からなかったからだった。匂いがきついのもおかしいと思わず「そういうものなんだな」と思って入れてしまったのだという。

冒頭にも述べたように、棗と屡々混同するくらいなので、自分でナツメグを調味料として料理につかったことはない。カレーのルー作りにこだわりがあるというわけでもない。でも、ステーキ用のスパイスに含まれているとか、それとは知らないで使っていた可能性はある。また、ナツメグが振りかけられたクッキーやドーナッツは時々食べている。ナツメグ中毒というのは知らなかった。
ハヤシライスに大量にナツメグを入れて、救急車を呼んだ例;


新良エツ子ナツメグ大量摂取、ダメ絶対!」http://niira.jugem.jp/?eid=39268


カレーにナツメグを入れ過ぎてしまった例;


田端あんじ*2「【注意喚起】ナツメグを大量摂取すると恐ろしいことが起こります」https://youpouch.com/2012/12/04/94504/


ナツメグの毒性に関しては、


公益財団法人 日本中毒センター「ナツメグhttp://www.j-poison-ic.or.jp/tebiki20121001.nsf/SchHyodai/325AE49BCC50FC83492567DE002B89D8/$FILE/M70183_0100_2.pdf


これによると、8歳児ではあるが、ナツメグによる死亡例もあるようだ。また、パセリや独活も類似の成分を有しているようだ。