本所警察署管内

『読売新聞』の記事;


元小結・板井圭介さん死去…引退後に八百長告発
2018年08月15日 00時36分


 大相撲元小結板井の板井圭介さん*1が死去したことが14日、分かった。62歳だった。警視庁本所署によると、都内の自宅を訪ねた知人が台所で倒れていたのを見つけた。関係者によると、糖尿病の治療を受けていたという。

 大分県臼杵市出身で、1978年秋場所初土俵。80年秋場所に新入幕し、幕内在位54場所で91年秋場所で引退した。2000年には日本外国特派員協会で当時の現役横綱などの力士名を挙げて八百長を告発。自身も「40万円で勝ち星を売ったことがある」などと明らかにした。その後も八百長疑惑を報じた週刊誌に対して日本相撲協会が損害賠償などを求めた訴訟でも、法廷で証言に立った。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20180815-OYT1T50005.html

住所は伏せられているのだが、「本所署」の管内に住んでいたわけだ。両国の国技館も本所署の管内であり*2角力部屋も多くある。先ず、このことが印象的だった。
『日刊スポーツ』の記事;

独り暮らし蛇口から水…元小結板井さん急死だったか
[2018年8月15日4時53分]


 大相撲の元小結で、引退後に八百長の存在を明言した板井圭介さんが14日、死去した。62歳だった。都内の自宅で倒れているところを発見され、その後、死亡が確認された。現在はない大鳴戸部屋で同部屋だった、元十両のプロレスラー維新力によると、第一発見者は板井さんの現役時代の付け人。維新力は「元付け人は引退後もずっと板井さんと交流があった。体を壊して働くことができず、独り暮らしだった板井さんの世話をしていて、病院に来るはずの時間に来なかったので、おかしいと思って見に行ったら、自宅で息を引き取っていたそうです」と説明した。

 死因は14日現在まで特定されておらず、元付け人が発見した時は、蛇口から水が出続けている状態で、急死の可能性が高いとみられる。板井さんは近年、糖尿病などで定期的に病院に通い、心臓にはペースメーカーも埋め込んでいた。一方で現役時代から膝を痛めていたが、愛犬の散歩が日課で自力で歩いていたという。維新力は「いろいろ言われた方ですが、稽古場では本当に強いし、自分が付け人をしていた時も偉そうにすることもなく、人格者だった」と話した。

 板井さんは78年秋場所初土俵を踏むと、序ノ口から三段目まで3場所連続で優勝し、当時最多の26連勝を記録した。突き、押しを武器に、金星3個すべてを大乃国からを獲得し「大乃国キラー」として知られた。東前頭14枚目だった91年名古屋場所で幕内4人目の15戦全敗。翌秋場所中に引退した。引退に際して「春日山」の年寄名跡を借りて相撲協会に残る話も出ていたが、立ち消えになった。00年に日本外国特派員協会の講演で、自らの体験を挙げて八百長を告発。同年、八百長の暴露本を出版した。08年には記事を巡る裁判に証人として出廷し、自らの八百長への関与を認めた。
(後略)
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201808150000019.html

また、2011年の記事;


真紀和泉「【エンタがビタミン♪】若貴対決はガチだったのか? 八百長告発した元小結板井が6年ぶりにテレビ出演。相撲界の真実を語る。」http://japan.techinsight.jp/2011/03/itai-sumou-yaocyou.html