お嬢様など

Ashley Crossman “A Biography of Erving Goffman” https://www.thoughtco.com/erving-goffman-3026489


最近、アーヴィング・ゴフマンについて調べ物をするために検索して、見つけたショート・バイオグラフィ*1
調べ物の主題とは独立して、ゴフマンの私生活についての記述がちょっと気になった。ゴフマンは1952年にAngelica Choateと結婚し、息子を儲けているが、彼女は後に精神を病み、1964年に自殺している。下って、1981年、ゴフマンは社会言語学者のジリアン・サンコフ*2と再婚し、1982年には娘のアリスが生まれている。しかし、同じ年の後半にゴフマンは急死。生後直ぐに父親を失ったアリスは現在社会学者として活動している*3。さて、社会言語学者と結婚したことと後期のゴフマンにおいて会話が重要なテーマとなっていったことと関係があるのかなと思ったのだが、直接の関係はないようだ。ジリアン・サンコフの研究はミクロにおいては子どもの言語習得、マクロにおいては言語変動である。