冥王星の彼方

Ian Sample “Evidence suggests huge ninth planet exists past Pluto at solar system's edge” http://www.theguardian.com/science/2016/jan/20/ninth-planet-solar-system-edge-discovery-pluto


「カイパー・ベルト」*1に漂う岩石の軌道を観察していたカリフォルニア工科大学天文学者Mike Brown*2とKonstantin Batygin*3は、冥王星の彼方、太陽系の端っこに惑星が存在すると結論付けた。2006年に冥王星が惑星から準惑星に格下げされて太陽系の惑星の数は8になっていたが、これが確定すれば惑星数は再び9になる。それは質量では地球の10倍、サイズでは4倍。最も太陽に近付くときで太陽から冥王星までの距離の15倍の距離、最も離れたときで75倍、或いは930億マイル。公転周期(1年)は1万5千年から2万5千年とされる。ところで、このMike Brown氏は2006年に冥王星準惑星に格下げされた際*4 に中心的な役割を果たした学者だったのだ*5