不戦敗

(『ハフィントン・ポスト』に転載された)『朝日新聞』の記事;


春日野親方と元先輩力士を提訴していた。春日野部屋で暴行を受けた男性、3000万円の損害賠償を求める
2014年に全治1年6カ月と診断。「味覚にも障害が残る」と診断書

朝日新聞社提供


 大相撲の春日野部屋で力士(24)が弟弟子(22)を殴ってけがをさせたとして傷害罪で2016年に有罪判決を受けた事件で、被害者が、加害力士と春日野親方(元関脇栃乃和歌)を相手取り、3千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていることがわかった。春日野親方は事件を日本相撲協会に報告しているが、報道発表はされていない。両力士はすでに角界を去っている。提訴は昨年3月23日付。

 訴状によると事件が起きたのは14年9月で、弟弟子は殴打されてあごを骨折するなどし、全治1年6カ月と診断されたという。さらに「味覚にも障害が残る」などとする診断書も提出している。

 先輩力士には「故意の不法行為がある」とし、春日野親方については、「力士の心身の安全を守る責任を負う法的義務を負っていた」などとしており、後遺症による逸失利益約2千万円を含めて3千万円の損害賠償を求めている。

 これに対し、春日野親方答弁書で、事件直後に被害者の父親に謝罪していると主張。また、当事者間で起きた事件で師匠として予見できなかったなどとして請求棄却を求めた。

 先輩力士は暴行については認めているが、部屋での仕事を巡って弟弟子に不満を持っていたなどとして、請求棄却を求めている。

朝日新聞デジタル 2018年01月25日 17時42分)
http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/25/kasuganobeya_a_23343104/

「文春砲」*1も素通りしちゃたのね(笑)。何故「報道発表」しなかったのかと相撲協会が責められているようだけど、黒岩揺光氏*2の意見の方が説得力がある*3。要するに、「マスコミ」の不戦敗。