「スーツケース」の中に10匹

『ホウドウキョク』の記事;


カワウソ密輸で女子大生を逮捕。動機は「かわいい」と思って…
カワウソ10匹をタイから密輸しようとして逮捕
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Nov 01, 2017 by editors room Reporter


3 Lines Summary

・タイでカワウソを密輸しようとした女子大生が逮捕された
・「店員は日本に持って帰っても問題ないと言っていた」と供述
・これまでにも動物の密輸で逮捕された事例はたくさんある


カワウソが「かわいいから」密輸

タイの首都バンコクの空港から、カワウソ10匹を密輸しようとしたとして、日本人の21歳の女子大学生が逮捕された。

逮捕されたのは都内に住む21歳の女子大学生で、10月29日、バンコクドンムアン空港で、国外への持ち出しが禁止されているカワウソ10匹をスーツケースに隠し、密輸しようとした疑いが持たれている。

大学生は成田空港へ向かおうとしていて、チェックインカウンターでスーツケースの中に生き物がいるのがわかり犯行が発覚した。

大学生は「かわいいと思って、市場の近くで1匹1000バーツ、日本円でおよそ3,000円で買った」「店員は日本に持って帰っても問題ないと言っていて、違法ではないと思った」などと供述しているという。


相次ぐ動物の密輸
一方、輸入が禁止されている動物の密輸は相次いでいる。
2011年1月には、ワシントン条約で保護されている希少なカメ55匹を菓子箱に詰め、大阪の空港からロサンゼルス空港に密輸しようとした日本人の男2人がアメリカの魚類野生動物保護局に逮捕された。

2012年2月には、中国・上海の空港で、1匹ごとにストッキングなどで綺麗に梱包された日本の固有種『ニホンイシガメ』79匹が押収された。発送元は日本の千葉県と記載されていて検疫担当者は『通気性や温度調整など、カメの生存に適した計画的な運び方』だと語っていた。

2012年6月、アクセサリー会社の30代の社長らが、ワシントン条約で取引が規制され、絶滅が危惧されている「シャムワニ」のはく製やトラの爪をタイから密輸し、別のアクセサリー業者に譲渡するなどした疑いで逮捕された。ワニのはく製は1体5500円、トラの爪は10個で1万円ほどで転売していたという。

2015年2月、ワシントン条約で取引が規制されている孵化したばかりとみられるカメなどの爬虫類やリス科の動物を許可なく日本へ輸入しようとした疑いで39歳の男ら2人が逮捕された。2人はこれらの動物をバンコクの市場で日本円でおよそ180万円で購入していたということだ。

2015年11月には会社員の男が、昆虫展示即売会で特定外来生物の「マレーテナガコガネ」3匹を1万2000円で売った疑いで逮捕された。男は東南アジアで昆虫を購入し密輸していたという。

2015年6月、インド南部のケララ州で日本人の20代の男2人がヘビやカメ、サソリなどの希少動物、およそ20種類を密輸しようとした疑いで逮捕された。

今年9月には、バンコクで、キツネの一種「フェネック」2匹を日本に密輸しようとしたとして53歳の日本人の男が逮捕された。「フェネック」は、北アフリカの砂漠地帯に住む動物で日本ではペットとして需要があり地元当局によると1匹日本円で100万円近くの値段で取引されているということだ。

また、同じく今年9月には、国際取引が禁止されているレッサースローロリス4匹を腹に巻いたコルセットの中に隠して密輸しようとした54歳の男が逮捕された。レッサースローロリスは絶滅の恐れがあり、国際取引が禁止されている為、日本国内では1匹60万円以上で取引されているということだ。
https://www.houdoukyoku.jp/posts/20676

まだタイを出国していない段階の航空会社のチェックイン・カウンターで発覚したので、「密輸」は成立していないというか、未遂というべきなのだろう。ところで、「スーツケース」に閉じ込められて、獺たち*1は呼吸できたのだろうか。そっちの方を心配した。
獺はたしかにかわいいのだろうけど、例えば水中の環境と陸上の環境の両方を用意しなければならないとか、手間においても暇においても金においても、大変そうだ。これに比べれば、人間をペットにした方が楽なのでは?
獺の飼育ということだと、こっちだろうか;


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