30年以上前のこと

朝日新聞』の記事;


専修大生がアルコール中毒で死亡 サークルで沖縄旅行中

2017年9月14日20時19分

 沖縄県恩納村(おんなそん)のコテージに宿泊していた専修大学1年の男子大学生(18)=東京都世田谷区=が13日、飲酒後に呼吸が止まり死亡した。石川署が14日、発表した。死因は急性アルコール中毒で、署は無理やり飲まされていなかったかなど当時の状況を調べている。

 署によると、大学生は同じ大学のサークル仲間9人とともに旅行で沖縄を訪れていた。12日夕に那覇空港に到着し、宿泊先のコテージで午後11時ごろから酒を飲み始めた。13日午前1時ごろには深酔い状態となり、仲間が寝室で交代で介抱していたが、午前5時ごろ、呼吸が止まっていることに気付いたという。
http://www.asahi.com/articles/ASK9G6JQ3K9GTPOB005.html

世界にテロとかジェノサイドのニュースが溢れている今日この頃、このような記事を読むと、たしかに悲惨なんだけれどのんびりしているなと思ってしまう。勿論、当事者やご家族の方々には申し訳ないことなのだけれど。
さて、「急性アルコール中毒*1ということで思い出したのは、30年以上前のこと。6月だったか、私が通っていた大学の野球部が東都大学リーグで優勝して、キャンパスでは祝勝会という名目で酒盛りが開かれた。当然キャンパスはカオス状態になったというか、比喩的に言えば、大学は酒瓶とゲロに埋もれた。たしか、『朝日新聞』が記事に、学生部長だった心理学者のN先生の、最近の学生諸君は酒が弱くて困るというコメントを添えたら、教育者にあるまじき発言! ということで、抗議電話が新聞社に殺到したらしい。ほかにも、事実かどうかわからないけれど、その祝勝会(酒盛り)を巡っては色々なことが語られていた。例えば、取材に来た新聞記者がぼこぼこにされて、カメラを壊された。「急性アルコール中毒」のせいで、管内の救急車がフル出動していたのだが、その件で消防署員が愚痴を言ったら、文学部の先生が火消しになめられてたまるか! と言って、消防署員をぶん殴ったとか。さらに語られていたのは、 その祝勝会(酒盛り)で「急性アルコール中毒」で5人死んだということ。もう忘れてしまったが、具体的な所属学科とか出身地込みで語られることもあった。当時においても、完全に信じていたわけではないが、その後記憶が意識の片隅に追いやられて、事実だったのか(今風の表現で言うと)フェイク・ニュースだったのかということを、検証することもなく、今に至っているのだった。また、事件がどのように語り伝えられているのかも知らない。