どっちが先か問題

籏智広太*1「東京都がTwitterで「都民ファーストの会」をPR?「特定政党の宣伝」と疑問の声も」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/tomin1st-new-tokyo


東京都庁広報課」の9月13日付けの


【お知らせ】「都民ファーストでつくる『新しい東京』 2020年に向けた実行プラン」事業実施状況レビュー結果をまとめましたので、お知らせします。 https://t.co/UoMjn0CZN8
05:34 AM - 13 Sep 2017
https://twitter.com/tocho_koho/status/907839996085899264
という呟きが物議を醸していたらしい。たしかに、「首相官邸自民党の政策宣伝してるのと同じ」だ。

果たして、都の政策の名前に政党名を想起させる「都民ファースト」が含まれていることは、問題がないのだろうか。BuzzFeed Newsは、この実行プランを担う都政策企画局計画課に取材した。

ネット上で批判や疑問が集まっていることを把握していた計画課長は、困惑気味だった。なぜか。

「実は、この計画ができたのは昨年の12月22日。一方、地域政党都民ファーストの会*2が成立したのはその後、1月23日。つまり、計画の方が先なんです」

「小池知事は知事選(2016年7月31日)のときから『都民ファースト』という言葉を旗印にしてきており、これは知事の政策の基本、柱でもある。我々はそれに基づいたタイトルの4ヶ年計画をつくったということになります」

そもそもこの実行プランは、東京五輪がある2020年に向け、政策展開の具体策が練られたもの。防災対策や高齢化、子育てへの対応、街づくりに関する施策などがまとめられている。計画課長はこうもこぼす。

「計画ができた時点で、地域政党ができるということは我々もわからなかった。未来のことですから……」

この記事の最後に、「実行プランの名前、どうすれば良いと思いますか?」というアンケートがある。私の答えは「そのままで良い」になるのかな。というか、「政党名」を変えるべきだという意見。