北の蛇頭

Kang Mi-jin “North Korea accuses Seoul of 'cunning plot' to release snakes over border” https://www.theguardian.com/world/2016/jul/27/north-korea-accuses-seoul-of-cunning-plot-to-release-snakes-over-border


北朝鮮の両江道*1の、特に中朝国境を流れる鴨緑江*2の河岸では大量の蛇が季節外れに出現しているらしい。政府機関は住民に蛇への警戒を呼びかけ、蛇に噛まれて死んだ者も出たという噂も拡がっている。北朝鮮は韓国の「スパイ機関」が北朝鮮にダメージを与えるために大量の蛇を放ったと非難している。
もし北朝鮮の主張がほんとうだしたら、韓国のスパイたちはどのような経路で蛇を放ったのだろうか。両江道というのは長白山(白頭山*3を含む山岳地帯。スパイたちは大量の蛇を抱えて中国領内を移動し、長白山経由で両江道に入ったのだろうか。それとも、黄海から鴨緑江を遡って、上流部の両江道に到達したのだろうか。
ところで、朝鮮半島における蛇の生態について、また蛇を食用にする伝統があるのかどうかも知らないのだった。朝鮮+蛇で検索すると、2007年の


「韓国の元兵士、訓練中に生のヘビを食べ病気に」http://blog.goo.ne.jp/ns3082/e/e0498f197cecbbbc45c88d7d0d318708


という記事が引っかかる。
今回の出来事を記念して、白頭山蛇頭山に改名しては如何?