卒業できた、できない

承前*1

朝日新聞』の記事;


単位不足の生徒にも卒業証書 三重・ウィッツ青山学園高

2016年4月20日20時46分


 不適切な授業が発覚したウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)が、単位不足の生徒を含めた約400人に卒業証書を送っていたことが分かった。西尾隆一校長は取材に「認識が甘かった」と話している。

 伊賀市教育委員会などによると、卒業証書は2〜3月、3月末で卒業見込みとなっていた生徒全員に、本校や各サポート校から渡したという。多くは今も再履修を終えておらず、卒業認定できない生徒だった。

 市教委は3月上旬にこの事実を把握していたが、文部科学省に報告していなかった。文科省は21日に岡本栄伊賀市長を呼んで事情を聴き、指導の徹底を改めて求める。報告漏れについて市教委の担当者は「再履修の実施などの事務に忙殺されていた」と話した。

 ウィッツでは、テーマパークで釣り銭を勘定すれば数学とするなど不適切な授業があり、文科省は単位として認定しない見解を示している。市教委などは、卒業生らを対象とした再履修の授業を順次実施し、履修が確認できるまでは卒業を認定しない方針。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4N56HWJ4NONFB00S.html

結局は、寺内樺風と同様に卒業を「留保」されてしまったわけか*2