噴火擬き?

先ず、4月16日付の『朝日』の記事;


阿蘇山が小規模噴火 警戒レベルは2のまま

2016年4月16日09時47分


 気象庁は、16日午前8時30分に熊本県阿蘇山中岳第1火口でごく小規模噴火が発生した、と発表した。阿蘇山の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)は変わらない。有色噴煙が火口から最大で約100メートルまであがった。同庁は、14日以降の一連の地震との関連について調べる。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4J341CJ4JUTIL01Q.html (Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160416/1460805609

これについて、実は「本格的な噴火」とはいえないのではないかという専門家の意見。
京都新聞』の記事;

土砂崩れで阿蘇山噴火か
活発化の調査は継続 


 熊本県マグニチュード(M)7・3の地震があった16日に阿蘇山で起きた噴火は、強い揺れにより火口内で土砂崩れが発生し、その土砂が火山ガスや蒸気で噴き上げられたとみられることが19日、京都大火山研究センター(熊本県阿蘇村)の大倉敬宏教授への取材で分かった。

 地下のマグマ上昇による噴火と比べて噴煙の色が薄く、噴火前日に確認していた火口内のガス噴出状況とも合致するという。16日はマグマの活動による本格的な噴火ではなかった可能性が高まった。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160419000083