「300人委員会の命令」(嘲)

「パリの同時多発テロは300人委員会の命令で実行されました。」http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51974396.html
「パリの同時多発テロは300人委員会の命令で実行された“仕掛け”」http://blog.nihon-syakai.net/blog/2015/11/5293.html


昨年11月の巴里における同時多発無差別テロ事件直後のエントリー。
最初に挙げたエントリーの作者は11月17日付けのエントリーで仏蘭西政府による「自作自演」ということをぶち上げていたが*1、1週間も経たないうちに仏蘭西政府はたんなる実行係に格下げされたことになる。命令者として浮上したのは300人委員会*2陰謀理論としての新しい趣向は地球温暖化否定論*3とリンクさせて、巴里でその後に開催された「気象変動会議」のことを持ち出していることだろうか。曰く、


NWOにとって非常に重要な国連の2015年気象変動会議(11月30日〜12月11日)が開催される前にパリを完全封鎖するため。会議が開催されている間、パリを威圧的に意図的に完全統制することが必須であるが、平常時ではそのようなことをするのは行き過ぎと非難されるためテロ事件をでっち上げた。。
300人委員会の命令により最新の注意を払ってエージェントが気象サミット前に秘密裡に実行に移したのが今回の偽旗テロ事件です。このテロ事件により、世界のCO2管理政権(邪悪な世界統一政府)が受け入れることになるでしょう。
気象変動会議は全ての面で細部まで完全に統制されています。この会議の出席者の多くがこの会議の実態を少しでも理解していたなら、会議は空席が目立つようになります。
改めて読んでみると、このパッセージのロジックが全然理解できないということに気づくのだが。取り敢えず言えるのは、地球温暖化への懐疑論の信憑性はさらに下降しちゃったということである。
2番目のエントリーは「トンデモの福袋」*4として評判の「るいネット」の一味。内容は最初の奴のたんなるコピーなのだけど、blogのタイトルに笑ってしまった。『日本を守るのに右も左もない』。