『読売新聞』の記事;
逆算すると、「大阪府猟友会」の会員は40年前には8000人以上いたことになる! 「狩猟免許の新規取得者」の数は多いのか少ないのか。他の地域と比べてどうなのか。
育て!若手、大阪府猟友会がアカデミー開校へ
2016年02月02日
公益社団法人・大阪府猟友会は4月にも、若手に狩猟技術を伝える「大阪ハンティングアカデミー」(仮称)を開校する。野生のシカやイノシシによる農作物被害が府内で年1億円を超える中、ハンターの減少や高齢化に歯止めをかけるのが狙いで、府も運営費の一部を負担する。
府猟友会の会員は40年前の約6分の1の1390人(昨年末時点)に激減し、60歳以上が7割を占めるなど高齢化も深刻だ。狩猟免許の新規取得者は府内に年200人以上いるが、多くは好奇心からとみられ、府への狩猟者登録を行わず、猟友会にも入らない「ペーパーハンター」が大半を占めるという。
アカデミーでの養成期間は1年間で、ベテランハンターの指導の下、講義や実地研修を受ける。この3年間に免許を取得した約670人(平均40歳代後半)に案内を送付する。
府内の2014年度の農作物被害は約1億1200万円。鳥獣駆除に頭を悩ませてきた府は、アカデミーの初年度の運営費約500万円のうち200万円を支援する方針。府猟友会の田中茂雄専務理事(74)は「元気なうちに若い世代へ技術を伝えたい」と話す。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160202-OYO1T50011.html
ところで、無知を告白すると、「野生のシカやイノシシによる農作物被害」が「年1億円を超える」といっても、大阪に山なんてあったのかしら? と、あまりぴんと来ないのだ。同じ近畿でも、和歌山県や奈良県、或いは京都でもぴんと来る。兵庫県には六甲山があるし。でも、大阪に「シカやイノシシ」が出るような山ってあったの? 奈良県と境を接する生駒山の方か。或いは千早山。
See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101107/1289152124