昨年９月28日の『朝日新聞』；
「殺害予告」を送ったのは19歳の少年だった；
ＳＥＡＬＤｓの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面2015年9月28日20時02分
安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」の中心メンバー、奥田愛基さん（２３）が２８日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面１枚が入った封書が２４日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。
奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月１５日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を９月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。
http://www.asahi.com/articles/ASH9X67FVH9XUTIL06P.html
その「 ＳＥＡＬＤｓ」に対して、中野正志という極右政治家が吠えていた。その所属する「次世代の党」が「日本のこころを大切にする党」（笑）に改名する*1ちょっと前の話。
「ＳＥＡＬＤｓ」奥田さんを脅迫した疑い 少年を逮捕2016年1月5日17時14分
安全保障関連法への反対運動をしてきた学生団体「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」の中心メンバー、奥田愛基さんに殺害予告の書面を送ったとして、神奈川県警は５日、愛知県の少年（１９）を脅迫の疑いで逮捕した。
県警などによると、昨年９月、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面１枚が入った封書が奥田さんが在籍する明治学院大に届いていた。
http://www.asahi.com/articles/ASJ155JM2J15ULOB00Q.html
まあ、 中野正志に「殺害予告」を送るような酔狂な方はいらっしゃらないだろうよ。
「ＳＥＡＬＤｓには気概がない」 次世代・中野幹事長2015年12月9日19時55分
■中野正志・次世代の党幹事長（安全保障関連法に反対する学生団体の）「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」なんて言ったって、俺なんか地元に帰って大学生の皆さんと話し合いをするけど、まったく評価されていないから。はっきり言いますけど。俺たちが学生時代、あの７０年安保のときの気概がないもの。あれじゃ、一部の人たちの話だとしたってダメだな。
俺たちも学生時代、左翼の連中とよく街頭で言い合いになって機動隊から止められたりしたけど、そこまでの気概が感じられないもの。国会前にいたってさ。やっぱりダメだな。覚悟を感じることができなかったというのは、俺たちの学生時代との大きな違いかな。
俺たち団塊の世代で大学に進めたのは１０％いないぐらいだったが、今は四十数％でしょ。本当なら、あの人たちが覚悟をもっと持ってやっているなら、もっと多くの大学生が寄んなくちゃならないはずだ。それが寄ってないっていうんだから、学生諸君にはわかられているのさ、悪いんだけど。浅いんだよ、浅い。（９日の記者会見で）
http://www.asahi.com/articles/ASHD96HHFHD9UTFK017.html
さて、
こちらの方は中野的には「気概」があるといえるのだろうか。
おおさか維新の会丸山議員が一般人と口論、手を噛む日刊スポーツ 1月6日(水)9時59分配信
おおさか維新の会の丸山穂高衆院議員（３１）が昨年１２月３０日夜、ＪＲ蒲田駅近くで一般人と口論になり、相手の手をかむなどのトラブルを起こして警察の事情聴取を受けていたことが５日、分かった。同党の馬場伸幸幹事長によると、丸山氏は当時、居酒屋で酒を飲んでおり、店を出たところで相手と口論。殴られるなどしたため、反射的にかみついたという。双方とも警察に被害届は出さず、和解。けがもないようだ。馬場氏は「我々は立場をわきまえた行動をしなければならない。遺憾だ」と述べた。
丸山氏は東大卒。経産省勤務を経て、１２年衆院選に日本維新の会（当時）から出馬、初当選した「元祖・橋下チルドレン」。大阪１９区選出で、当選２回。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000039-nksports-pol
