大井田ひろみ「あの頃小さかった人たちへ ノッポさんからメッセージ」http://www.asahi.com/articles/ASHCW5GZ2HCWUEHF00R.html
高見のっぽさんへのインタヴュー。
話はずれるけれど、「子どもの目線」というのは難しい。それは視力の問題。息子はよく(中国語で)
子どものことを「小さい人」と呼ぶ。自分が一番賢くて鋭くてきれいなときはいつかと考えると、5歳。大人が「子どもだからわからないだろう」と侮った言動は、ちゃんと見透かしていた。「そのつもりで小さい人と接するから、真剣です。あんな大人にはなりたくもない」「子ども目線」という言葉も大嫌いだ。「訳知り顔で『子どもの目線に下がって』なんて、あほらしい」。「小さいときを忘れ、大人ぶって上から言っていませんか。そんな時は命令でなく相談してごらんなさい。小さい人は、とんでもなく賢いんですよ」
你看!
とか、(日本語で)
見て!
と叫び、自らの「目線」を共有するよう要求する。それで、周囲が適切にリアクションしそこねると、当然不機嫌になる。世界というか世界を構成する存在者たちは複数で異質な眼差しに晒されることによって客観性或いは(主観からの超越性)を獲得できるという現象学的真理はあるわけだけれど。ただ、大人は視力、特に動体視力において子どもには敵わないということがあるので、子どもが
鳥!
飛行機!
猫!
消防車!
というのを聴いて、振り向いても、既にそれらのものは視界から消えていたり、そもそも(大人の視力の問題で)え、何処何処? ということがよくある。また、私の息子の場合、言語的な問題もある。ちょっと前に、彼が(日本語で)
見て! あそこに大きい白いあるよ!
と言った。それを聴いていた日本人の大人は大きい白いって何だ? ということになった。でも、目をよく凝らしてみると、「ベイマックス」が見えたのだった。(キャラクターとしての)「ベイマックス」は中国では「大白」。それを彼は翻訳してくれていたのね。
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