Zoo Coffee

2015年1月1日。





Zoo Coffee @虹橋南豊城*1
最近中国(上海)を席捲しつつある韓国系カフェのひとつ*2
Zoo Coffeeについて調べ物をしていて気づいたこと。どうやらこの世にZoo Coffeeというのは2種類存在するようなのだ。香港に本社を置き、中国法人が上海にあるZoo Coffee*3と韓国ソウルに本社を置き、中国法人が広州にあるZoo Coffee*4。何だか、本家vs.元祖というか、日向戦旗と西田戦旗というか、向坂協会と太田協会みたい。喩えが古くてごめん。そもそもZoo Coffeeというのは韓国人実業家の金健佑氏が2009年に韓国で創業したカフェ・チェーンであった。2012年に、金氏は他の事業の失敗のため、Zoo Coffeeの韓国での経営権を太映瓷磚という会社に売却した。金氏側の主張によれば、売却したのは韓国における経営権だけであって、中国及び日本における経営権は保持している。その主張に基づき、金氏は2012年からZoo Coffeeの中国進出を開始し、2013年には香港にZoo Holdingsを設立し、中国大陸及び台湾のビジネスを統括している。以上はあくまでも金健佑氏の主張であって、太映瓷磚側の解釈では、獲得したのは韓国に限定されないZoo Coffeeの経営権であって、その前提に基づいて、中国でのビジネスを展開していることになる。
この 虹橋南豊城のZoo Coffeeがどちらの系統に属すのかは知らない。何れにせよ、どちらもほぼ同じ内装のコンセプトで、ほぼ同じメニュー構成なのだ。
金氏側の主張としては、例えば、


「針対広州太映公司所謂公告的六大質問」http://blog.sina.com.cn/s/blog_b0fb47520102vmh7.html
「竟境誰是真正的ZOO COFFEE?」http://blog.sina.com.cn/s/blog_b0fb47520102vj9g.html