静岡で41%

Associated Press “Japanese earthquake could wipe out nation's toilet paper supply” http://www.theguardian.com/world/2014/sep/01/japanese-earthquake-wipe-out-toilet-paper


防災の日というか関東大震災記念日絡みのニュースなので、今となっては既に新聞というよりは旧聞という感じはする。
日本政府が国民にトイレット・ペーパーの備蓄を呼びかけたという。日本では、トイレット・ペーパーの41%が地震のリスクの高い静岡県で生産されている。だから、大地震があれば、全国的にトイレット・ペーパーの供給不足を出来してしまう可能性がある。41%が静岡県、ということは、富士市の製紙工場と田子の浦のヘドロという子どもの頃(高度成長期)に習得した些かステレオタイプ的なイメージはまだけっこう通用するということか。また、トイレット・ペーパー不足の予期→パニック的な買い占めということで、1970年代の石油ショック*1を想起するというのは、或る世代以上の人に限られているのだろうか。
ところで、沖縄や奄美などで、砂糖黍から砂糖を絞った滓はどうしているのだろうか。砂糖黍の滓から紙を製るということを行っている土地はけっこうある筈なのだ(中国廣西の貴港とか)。