「エロ本を読んでいる人」

安田理央*1「エロ本業界の厳しすぎる現状について書きました」http://rioysd.hateblo.jp/entry/2013/11/13/115853


曰く、


特にキツイなと感じたのが、今、エロ本を読んでいる人は「ネットが出来ない人」だという現実です。現在、エロ本の読者の年齢層は40代から50代がメイン。そしてその大半がネットをやっていない人、なのです。だから、エロ本でネットの記事を書くと不評だと言います。
 キツい言い方をしてしまえば、エロ本を読んでいるのは、保守的な情報弱者なのです。だから、何か新しいことをやってはいけないのです。
それに加えて、〈リア充〉は(定義上?)「エロ本」を必要としないしな。ところで、「メールを送受信するPCスキルがない」人がけっこういるというのは*2業界にとっては却って〈希望〉なのかどうか。
さて、


「びっしりと情念が書き込まれた70年代エロ本を発掘」http://rioysd.hateblo.jp/entry/2013/11/21/124409


故人の「遺品」ということで、下北沢の「古本ビビビ」*3に持ち込まれた「ビニ本」とグラヴィア切り抜きのコレクション。女体には「何やら謎の数字やら記号やらコメントが大量に書き添えられている」*4。それは、「「おれなら、ここからこう脱がして、こう触って……」というシュミレーション」なのだった。女体に文字といえば、ピーター・グリーナウェイの『枕草子*5、それから『O嬢の物語』も参照のこと。

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O嬢の物語 [DVD]

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このコレクションの持ち主はどういう人だったのかというのも興味津々。安田氏は「字が小さく、そして汚いので、何が書いてあるのか、ほとんど読めません」というけれど、私が見たところ、これは普通に達筆といえる字なのではないかと思う。上で書いたことと矛盾するようだけれど、家族が「遺品」として持ち込んだということは、リアルにも充実した人生を送った方だったのか。「70年代エロ本」というけれど、60年代も含まれているんじゃないの? 『赤線痴態』ですよ。このセンスって、70年代には既にかなりレトロなものになっていたと思う。
山口智子の水着写真。あの「山口智子」ですよね。「ニッセイギャル」という肩書きあるのだれど、彼女、日本生命の広告とかに出てたっけと思い、調べてみたけれど、結局わからず。ただ、その過程で、今年話題になった、もう一人の「山口智子」がいることに気づいた;

愛媛大の女准教授が食い逃げ…なんと所持金はゼロ


 国立大学准教授の女が建造物侵入容疑で逮捕されたというだけでも驚きなのに、所持金ゼロで無銭飲食容疑も持たれているとは2度ビックリだ。

 県警松山東署によると、逮捕容疑は16日午前8時25分ごろ、ホテルに理由なく侵入した疑い。

 女は事件当日の朝、ホテルに宿泊していた団体客と一緒にホテルのバイキング会場に現れ、食事を始めたという。

 同ホテルでは朝食券を前日のチェックイン時に宿泊客に渡し、それと引き換えに朝食をとる仕組みになっていた。

 女はホテルに宿泊していないため朝食券を持っておらず、従業員が外部から朝食だけをとりにきた客とみて注視していたという。

 食事が終わった女は、清算せずに会場を出て、そのままホテル内をうろついていたが、午前11時近くになってホテルから出ようとしたため、従業員が「宿泊客の方ですか」と声をかけると、そのまま無言で外へ逃走。110番するとともに後を追った従業員が、連絡を受けて駆けつけた署員と合流、市内の路上で女を捕まえた。

 朝食のバイキングは和洋食が選べる方式。女が何を食べたのかは不明だが、食後の席には空のワンプレート食器1枚があったという。

 松山東署によると、逮捕してから2日間は取り調べに応じず、18日になって大学の職員証が見つかったことから名前、生年月日、職業だけは明らかにした。また、ホテルに入ったことについては「理由がありました」と話しているが、無銭飲食については依然黙ったままという。財布は持っていたが、所持金はゼロだったという。

 愛媛大広報課によると、女は2005年4月から教育学部の准教授(当時は助教授)を務め、英語教育が専門。今後については「事実関係を把握した上で適切に対処する」としている。

(紙面から) 
http://www.sanspo.com/geino/news/20130820/tro13082005030003-n2.html

この山口智子さんも、『論化け』の山口智子さんと同様に(物語を展開させるために)走ったんだ!
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See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101202/1291303953