「血液型人間科学研究センター」とか

「相変わらずの血液型の話題」http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130228#p1


「血液型人間科学研究センター」の「市川千枝子」という人が「O型:人類初期における狩猟、採取民族に代表される血液型」「潰瘍、コレラ、ペストなどの病気にかかりやすく、梅毒や結核などの感染症や他、全般的に病原菌に強い傾向」、「B型:遊牧生活に適応してきたとされています」「免疫学的には肺結核、インフルエンザ、梅毒などの感染症には弱く、コレラ天然痘などにかかりにくいと言われています」とか述べていることが指摘されている*1。B型は「遊牧生活に適応してきた」云々というのは、以前「心理研究家」の「御瀧政子」という人が主張しているのを読んだことがある*2。ということは、〈血液型〉の世界では既に〈定説〉に近いということなのだろうか。NATROM氏は、これが「以前から藤田紘一郎竹内久美子が言っていたことと似たり寄ったり」だと指摘している。
また「血液型人間科学研究センター」という研究機関(?)の存在も知らなかったので、ちょっと調べてみたら、日本における血液型理論の元祖とも言える能見正比古の息子の能見俊賢が創設した機関であるという*3。公式サイトはhttp://www.human-abo.org/index.html
「血液型」と「狩猟」や「遊牧」といったこととの関係に関する見解は以前述べたことがあるので、ここで繰り返すことはしない。