http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120114/1326550632に関連してのことだが、中世初期の、少なくとも文字に関わる階層の想像力は(勿論当時は明確な国境などそもそもなかったのだろうけど)けっこう脱国境的なものだったのではないか。例えば日本と唐土を股にかけたラヴ・ロマンス/ファンタジー『松浦宮物語』を書いたと伝えられる藤原定家とか。ところで『松浦宮物語』は是非とも日中の大スターを使って映画化すべきだよ。できれば3Dで。
- 作者: 蜂須賀笛子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1989
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