三木稔

感恩而死*1三木稔」(『東方早報』2011年12月13日)という記事で知る。
時事通信の記事;


三木稔氏死去(作曲家)
時事通信 12月8日(木)21時14分配信
 三木 稔氏(みき・みのる=作曲家)8日午前4時55分、前立腺がんのため東京都三鷹市の病院で死去、81歳。徳島市出身。葬儀は12日正午から川崎市多摩区南生田8の1の1の信行寺春秋苑白蓮華堂で。喪主は妻那名子(ななこ)さん。
 東京芸大卒。64年、邦楽器の新たな合奏形態を追求する「日本音楽集団」を仲間と設立するなど、長年にわたり現代邦楽界をリードした。
 37年かけて完成させたライフワークで、「春琴抄」「じょうるり」「源氏物語」など日本の古典や歴史を題材にした「日本史オペラ9連作」や、大島渚監督「愛のコリーダ」の映画音楽などで知られた。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000173-jij-soci
他者の記事も幾つか読んだのだけど、『愛のコリーダ*2には言及していても、NHKのドラマ『鳴門秘帖』には言及していなかった(NHKのニュースも!)。しかし音楽に関していえば、『愛のコリーダ』よりも『鳴門秘帖』の方が衝撃的だった筈なのだ。何しろ1年の長丁場で全て和楽器だけでサントラを作ってしまったわけだから。『東方早報』の記事でもこのことに言及しており、その「壮挙」は「一度成為話題」と述べている。それから、この記事では、1983年に「日本音楽集団」が中国公演を行い、中国の「中央民族楽団」と共演したこと、この公演が譚盾*3などの若手の作曲家にかなり深い影響を与えたことが述べられている。ところで、徳島県出身ということだけど、政治家の三木武夫とは親戚に当たるのかどうか。
http://www.m-miki.com/