承前*1
先週の金曜の夕方、息子が黄疸の数値が高いと言われて、急遽上海市児童医院に入院した。病院では青い光を当てる療法を行い、症状も好転したので、火曜の昼に退院。週末は心配で心配で、かなり緊張した。取り敢えず人生最初の試練を乗り切ったということはよかったということか。
松田道雄『定本 育児の百科(上)』から引用;
(前略)新生児黄疸のなかにも1ヵ月半ぐらいつづくのがたくさんある。半月ぐらいで黄疸が消えないからといって、本にかいてあるむずかしい病気ときめてしまうことはない。もうすこし待っていてよろしい。赤ちゃんが元気よく乳をのみ、大きな声で泣き、熱もなく、便が真っ白でなければ、いますぐみてもらう必要はない。(略)
黄疸は母乳だけでそだてている赤ちゃんにおおい。あらわれるのもすこしおくれて、1週の終りか2週のはじめになる。それから黄疸がつよくなり、血液のなかの胆汁色素の量もかなり高くなるが、未熟児でなければ、脳に故障をおこしたりしない。(後略)(pp.231-232)

- 作者: 松田道雄
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