No Reflection, No regret

承前*1

時事通信の記事;


「反省ないと思ってもらって結構」=原発リスクで与謝野経財相

 与謝野馨経済財政担当相は15日の閣議後会見で、原発のリスクへの反省がないのではとの質問に「そう思っていただいて結構だ」と語った。福島第1原発事故後も繰り返し原発推進の立場を強調していることに関する質問に答えたもので、「居直り」と取られかねず、波紋を広げそうだ。
 与謝野経財相はさらに、反省なしに原発推進を言うのは不適切ではないかと問われると、「原子力だけに着目して議論せず、社会や生活、経済活動の在り方、他国への資源依存度など全てを考えた上で物事を判断するのが適切だと言っているだけ」と反論。最後は「別に原子力がなくなったからと言って生活レベルが落ちていくだけで、痛くもかゆくもない」と述べ、原子力がなければ現在の経済水準は維持できないとの持論を展開した。(2011/07/15-12:51)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011071500414

「反省」には2つの意味があって、日本語と中国語ではずれがあるわけだが*2、ここでいう「反省ない」というのはそのどちらもないと解していいのか。
ところで、道徳的な意味の「反省」は英語ではreflectionではなくregretだろう。